4WDのハイブリッド対応状況や価格、性能評価

ノアの4WDシステム評価や対応状況、価格

旧型のノアと比較すれば、現行ノアは低床化がなされているため、足回りのスペースも狭くなっておりますので、4WDモデルを設定するために様々な改良が随所に行われております。

 

フロントサスペンションはマクファーソン・ストラット式コイルスプリングとなっており、スプリングとダンパーの支持を分離させた入力分離式が採用されています。基本的な部品は従来と同様の製品を使用しておりますが、スタビライザーリンクをストラットにつなげているブラケットは平らな形であったところをコの字型に変更をして剛性を保つようにしてあります。

 

リアサスペンションはトーションビーム式コイルスプリングとなり変更はありませんが、ジオメトリーや4WD用のプロペラシャフトと干渉しないように「曲げ」など、設計の見直しが多くの箇所で行われております。曲げは旧型ノアでもありましたが、現行ノアは曲げの量が増えていますので凸型への変更がアーチ型から行われております。それにともない、スタビライザーが装備されております。重量は増えてしまいますが、ロール剛性を高めることができるというメリットがあります。

 

低床化を行ったことで得られたメリットは、25mm取り付けブッシュが下がったため、強化されたのが揺動軸の外下がりであり、スタビリティがロールステア時に向上しております。

 

結論は、低床化を行うことで4WD機構の設置が困難を極めたなか様々な工夫を行うことで実現させており、今までよりも優れた性能が発揮できるようになっております。

 

4WDの設定状況

 

ノアに4WD機能を付帯させるためには部品がどうしても増えてしまうので、全グレードに設定ができるわけではありません。↓に一覧でまとめております。

 

駆動方式

ハイブリッド

ガソリングレード

2WD(FF)

4WD

×

 

見ていただければわかる通り、4WDの設定がノアのハイブリッドモデルにはありません。これは、4WDと同様、ハイブリッド機能を付帯させるためには専用部品がどうしても必要になるため、4WD機能とハイブリッド機能を付帯させるための専用部品を同時に設置することができなかったためです。なので、4WDモデルをお考えの場合は、ガソリンエンジンモデルからノアのグレードを選択しなければなりません。

 

2WDと4WDの比較~利点と欠点は?

 

ノアの2WDと4WDには、それぞれに利点がありますが、欠点もあります。雪道などでの走行性能は4WDが優れますが、欠点もありますので考慮する必要があります。2WD/4WDの特徴をまず見てみます。

 

駆動方式 利点 欠点
2WD(FF)

・車体価格が安い
・燃費性能が高い

・悪路走破性が低い
4WD ・悪路走破性が高い

・車体価格が高い
・燃費性能が低い

 

↑の表の通り、2WD/4WDの評価のポイントを大きく分ければ

 

  1. 車体価格
  2. 燃費性能
  3. 悪路走破性

 

車体価格

 

ノアの2WDと比較すれば、4WDは価格が約20万円高くなります。これは、複雑化した足回りの構造が影響しているからであり、購入価格を抑えたいのであれば2WDを選択する必要があります。

 

燃費性能

 

ノアの2WDと比較すれば、一般的には4WDは燃費性能が悪いのですが、ノアでも同様であり、2WDと4WDの燃費性能の一覧が↓です。

 

駆動方式 ZS、V X
2WD(FF) 16.0km/h 16.0km/h
4WD 14.8km/h 15.0km/h

 

あまり燃費性能の差はノアではありませんが、約8%の燃費性能の低下があります。

 

>>ノアの燃費って悪いの?実燃費はどう?

 

悪路走破性

 

ノアの2WDと比較すれば、悪路走破性は4WDが圧倒的に優れています。例をあげれば、雪道を走行するとき、2WDだと雪にタイヤをとられて空転し、前にも後ろにも進めなくなる可能性はおおいにありますが、4WDでは、タイヤが空転し進めなくなることはほとんどありません。

 

2WDと4WDの総評は?

 

「価格が高い」「燃費性能の低下」という欠点が4WDにはありますので、選択する必要性はあまり感じられません。しかし、雪がよく降る地域が生活圏である、スキーやスノーボードなどによく行かれるなど、雪道を走行する機会が多い方は、購入価格のアップや燃料代など維持費用が高くなることは覚悟して4WDモデルを購入するという選択肢もあります。

 

とはいえ、少しでも購入価格を抑えるために車両本体価格からの値引きをより多くしてもらう必要があります。

 

>>ノア値引き【確実に成功させる3つの条件】